一般社団法人 日本精神科評価尺度研究会

DIEPSS (Drug-Induced Extrapyramidal Symptoms Scale)
薬原性錐体外路症状評価尺度

評価対象

薬原性錐体外路症状全般(抗精神病薬服用患者)

解説

抗精神病薬を服用中の精神科患者にみられる錐体外路症状を評価する目的で1994年に開発されたスケールである。
歩行,動作緩慢,流涎,筋強剛,振戦,アカシジア,ジストニア,ジスキネジアの個別症状8項目と概括重症度1項目の全部で9項目で構成されている。

概要解説書

  • Inada T: DIEPSS: A second-generation rating scale for antipsychotic-induced extrapyramidal symptoms: Drug-induced Extrapyramidal Symptoms Scale. Seiwa Shoten Publishers, Inc., Tokyo, September 17, 2009.
  • 稲田俊也 著:DIEPSSを使いこなす 改訂版 薬原性錐体外路症状の評価と診断-DIEPSSの解説と利用の手引き-.星和書店,東京,2012.

トレーニングDVD

「DIEPSSトレーニングDVD」(日本語版)ジャケット

日本精神科評価尺度研究会発行のトレーニングDVDです(日本語版/英語版)。
実際の症例を基にしたコンピューターグラフィックス(CG)を用いた映像で,各評価項目をわかりやすく解説しています。

評価トレーニングシート

「DIEPSS(薬原性錐体外路症状評価尺度)評価トレーニングシート Ver.1.1」盤面

日本精神科評価尺度研究会制作の評価トレーニングシートです。
評価項目ごとにアンカーポイントがまとめられた,DIEPSSの臨床評価トレーニングのための評価用紙です(5カ国語版)。

講習会日程(実績と予定)

講習会実績を見る(要ログイン)